京都食べ歩きナンバーワンの関谷絵里さんのブログで有名な岩さきへ
席数がカウンター6名座敷4名の小体な店のため予約がなかなか取れない
またコストパフォーマンスの高さと料理の質の高さ、おかみさんの面白さと
フレンドリーかつ上質な接客はお客の心を虜にする。。
お店は網代天井に塗り壁と茶室のようなたたずまい。。
昼のお膳をいただいたのだが
まずは桜茶からスタートで食前酒は新潟の純米酒。
座付は大徳寺麩と菜の花と鳥貝を土佐酢でいただく
最初からなかなかいい取り合わせ。。
続くお椀はアナゴを骨切りして炙ったもの香ばしい香りとよく脂の乗ったアナゴはセリや木の芽と
相性抜群。お出汁も少し濃いめだが椀だねに負けてしまわないようなとても良い加減である
吸い地も椀だねも完成度が高い素晴らしいものです。
続くお造りは私がマグロが苦手なので鯛と甘鯛のまぜまぜ。
付け合わせの軽くボイルされたうるいもシャキシャキと美味しく
目の前ででっかい鯛の尻尾のほうを切りつけて頂きコリコリしたなかにも
旨みがしっかりあってこれぞデス・イズ桜鯛て感じだった。
お造りでいただいたアマダイも脂たっぷりでこれまた至福の旨さとしか言いようがない
食事の間もおかみさんの早江子さんの話が楽しくこのおかみ京都一のお話好きと見た。
しかし気配りしながらおいしく食べさせてくれる気使いがうれしい。
サーヴィスの達人と言えよう。
ご主人は高台寺和久傳や祇園丸山と名門で修業をしてこられ、
知る人ぞ知る柊家で料理長を務められたらしい。どうりで無駄な装飾が全くなく
いかにも京都らしい洗練された料理をいただくことができる。
焼きものは桜マスの南部焼き。南部鉄のざらざらしたところを表現しているらしく
ゴマの香りが香ばしく火入れも完ぺきでさすがと唸る逸品だった
続いてのおしのぎは細く買ったされた大葉をいただく飯蒸しでいい塩梅の出汁と
もち米の相性も良く大葉の香りをたっぷりといただいた
メインの鰆と筍の煮物は大きな鍋で供された。この鍋は銅製で熱伝導もよくこの料理だけでも主人のセンスの良さが感じ取れる。
朝ほりの筍は限りなく柔らかく鰆の脂と強烈にマッチし渾然たる一つの料理となっている
ご飯は釜炊きでそれぞれのお客様ごとに炊かれる。もちろん不味いわけがなく
お焦げも秀逸で漬物も全く手抜きなし。
デセールはこんな柔らかいわらびもちが存在するかというくらいのものと
葉っぱに包丁の入ったイチゴ。。
厳選された食材と無駄を省きまくった洗練の極みともいえる端正で真っ直ぐな料理。
器の揃え方や使い方にもこだわったデスイズ日本料理といえるお店でした。
完璧・・・・降参。。
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